東南アジアは欧米の投資家にとって、ビジネスや投資を行う上で最も魅力的で利益が出やすい地域のひとつです。長期に及ぶ世界経済からの隔絶から経済開放され、高成長が期待されるミャンマーは、ビジネスや投資を行う上で引き続き注目を集めています。しかし、東南アジアの多くの新興国は、適切なガバナンスとコンプライアンス基準を維持するほどには政治経済が整っておらず、さまざまな面において、非倫理的なビジネス行為が蔓延しています。この地域に注目している投資家は、堅固なデューデリジェンスプロセスの一貫として、サプライチェーン上にある人身売買や強制労働といった非倫理的なビジネス行為にかかわるリスクにも注目する必要があります。
新興国市場におけるサプライチェーンのデューデリジェンスの必要性に関連したニュースが最近耳目を集めています。何も手をつけない事は、法律および財務面で影響を受けるだけでなく、結果的に評判やブランドにも悪影響を及ぼすことがあります。サプライチェーン上のリスクを包括的に理解しなくては、健全なコンプライアンスプログラムを備えた会社であっても、重要なコンプライアンスや倫理上のリスクを見落とすことがあります。
クロールは、サプライチェーン上にある表面化していないコンプライアンスやレピュテーション上の問題を、公でも隠秘でも調査する能力を有しています。そして情報の格差なくサプライチェーン上のリスクを包括的に理解いただけるよう、お客様をサポートします。