Tue, Aug 4, 2020

日本におけるサイバーリスク事業の拡大に向け、サイバーリスク部門責任者にAlex Shimを任命

ダフ・アンド・フェルプスの一部門であり、世界有数のリスク・コンサルティング・ファームのクロールは、アジア太平洋地域におけるデジタルフォレンジック、インシデントレスポンス、マネージドセキュリティサービスに対する高まる需要への対応を強化するべく、2020年8月3日付けで、Alex Shimを日本および韓国のサイバーリスク部門責任者に任命することを発表しました。ShimはEDR(Endpoint Detection and Response;エンドポイントでの検出と対応)の優れた経験を有しており、日本と韓国におけるクロールのMDR(Managed Detection and Response;検知と対応のマネージドサービス)ソリューションビジネスの成長を促進します。Shimは東京を拠点に活動する予定です。

DFIR(Digital Forensics and Incident Response:デジタルフォレンジックとインシデント対応)、SIEM(Security Information and Event Management:セキュリティ情報とイベント管理)の統合、脆弱性評価、ネットワークセキュリティエンジニアリング、サイバーセキュリティコンサルティングの領域における19年以上の経験を有しており、高度な脅威インテリジェンスサービスを活用し、インサイダー脅威やランサムウェアインシデントから全社的なAPT(Advanced Persistent Threat:持続的標的型)攻撃まで幅広いサイバー犯罪調査を専門としています。

クロールのマネジング・ディレクターでサイバーリスク部門のアジア太平洋地域責任者のPaul Jacksonは次のようにコメントしています。「クロールは、当地域のお客様に向けたIR、MDR、プロアクティブセキュリティソリューションを強化しており、Alexをサイバーリスク部門に迎えることは、クロールの成長に向けた大きな節目となります。アジア太平洋地域ではサイバーセキュリティの脅威が拡大し、データ保護に関する法令や規制が厳しくなっていることから、実績のある人物を採用することで高まる需要への対応を大幅に強化できます。Alexを当チームに迎えられたことを嬉しく思います。」

AlexはBlackberry Cylanceの日本・アジア太平洋地域のセキュリティコンサルティング担当ディレクターを務めていました。Cylanceでは日本やアジア太平洋地域の最大5万台のエンドポイントにおける全社的なAPTインシデントレスポンスを担当しました。また先進フォレンジックツールを活用してあらゆるレベルの複雑さの脅威を特定し、これに対処し阻止することを可能にする自動化IR/脅威インテリジェンスシステムを開発しました。それ以前には、FireEye傘下のMandiantで日本におけるセキュリティコンサルティング部門の立ち上げに貢献し、数々の複雑なサイバーセキュリティンシデント対応を統率し、社内・チャネルセールスパートナーマネジメントを担当しました。またAhnlab、RPA Networks、Today&Tomorrowにおいても勤務していました。